おばあちゃんのお話 [ぼやき]
今日が水曜日だと思っていた私は負け組み!
体内時計が狂ってやがる・・・
一昨日ぐらい前かな、母方の実家に行きました。
おばあちゃん元気そうでなによりです。
猫が虎の着ぐるみ着てました。
可愛いな・・・うちの猫じゃ嫌がって着ないよそんなの!
仏壇に兵隊さんの服を着た人の写真が置いてあったので
「死んだおじいちゃんかな」
と思っておばあちゃんに聞いたら、
祖母「それはばあちゃんを育ててくれたおじさんだよ」
私「!?」
え?育ててくれたおじちゃん?それってお父さんってことじゃない?
不思議だったので
私「それって(祖母の)お父さんじゃないってこと?」
って聞いたら、
祖母「そうだよ。」
って言われてびっくりした。
ここからはおばあちゃんが話してくれた戦時中のことです。
ちょっと話が聞き取れなかったところもあって曖昧(え
おばあちゃんの家は貧乏だったらしい。
兄弟もたくさんいたので生活がすごく苦しかったみたい。
その上おばあちゃんの兄が何かの病気だったらしい(この辺曖昧;)
(でもとにかくすごく生活に苦しかったのは確か)
昔は男の子(特に長男)が大事にされてたので
兄が病気なのは家にとって致命的ですよね。
ある日おばあちゃんのお父さんが言ったそうです。
「○○(おばあちゃん)を売ってしまおうか」
今じゃ考えられませんね・・・
このこと聞いてほんと固まってしまった・・・;;
しかしそこに現れたのが、私が仏壇で見たおじさんだったらしい。
(おじさんといっても写真だと若い人。30代ぐらいかな?)
おじさん「自分の子供を売ろうなんて言ってる人のところに
子供をおいておけない。」
そんな意味のことを言っておじさんはおばあちゃんを引き取ったそうです。
(他の姉妹も一緒に引き取られたのかは不明)
それでおばあちゃんは今の小学二年生ぐらいになるまで
育てられたそうな。
その後おじさんは戦死してしまったらしいです・・・
なんともすごい話です。
おじさんが良い人では済まされない件。
戦時中だったのでおじさんだってけっして裕福では
なかったはずなのに・・・
ほんと貴重な話聞かせてもらいましたよ。
話聞いてて泣きそうになった・・・
これは感動なのか悲劇なのか・・・難しいね。
とにかくおばあちゃんが生きてて私が生きてるのは
おじさんのおかげだな!ってことか!←
日本人の情の厚さを改めて思い知らされました。
今の日本はニュースで虐待された子供達とか
放送されてても
「子供が可哀相だな~」 「酷い親だな~」
って思うだけで何もしませんもんね・・・
よくいろんなところで
「そういう子は施設に預けろ」
なんて目にしますが
結局は他人任せなんですね・・・
私も人のこと言えませんけど・・・^^;
でも少なくとも今の日本は昔と比べたらすごく裕福な
生活送ってますよね。
たぶん今の「家計が苦しい」ってのは昔の人にとって
裕福だったのではないでしょうか。
・・・と、思ったり。 なかなか説明しずらいねぇ!
いろいろ苦労してる人ってボケないのかな、
おばあちゃん84歳になるけど全然ボケてないぜ!!
痴呆症?なにそれくえるの?
ってぐらいしっかりしてますw
お母さん曰く
母「○○と○○(お母さんの妹とその娘)がいるから
ボケたくてもボケられないんだよ」
だそうですw
お母さんの妹さんとその娘さんはおばあちゃんと一緒に
暮らしています。
ちなみに実家のガス代とか電気代とかおばあちゃんが
払ってます・・・ なんだと・・・
そりゃボケたくてもボケられないわな・・・
決して妹さん達が働いてないってワケじゃないんだけどね・・・
むしろ介護の仕事してるから尊敬できる存在なんだけども・・・ね
母曰く
母「あいつら(妹達)は自分が生きることしか頭にない」
とか。
・・・まぁ暮らす家が違う私からは何も言えませんが・・・^^;
とにかく
おばあちゃんこれからも長生きしてください。
あと10年は生きてください。
じゃないと泣きます。
私もおばあちゃんが死に際に
『生まれてよかった』
なんて呟けるようにおばあちゃん孝行したいと
思います!
・・・きっとこのこと親に言ったら
「まず親孝行からしろ!」
なんて言われそう・・・w
うひひさーせんwww
タグ:戦争
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